【京都・鴨川】文化財で叶える結婚式|鮒鶴京都鴨川リゾートの歴史と建築美を徹底紹介
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こんにちは。
京都・鴨川沿いにある結婚式場「鮒鶴京都鴨川リゾート」のウェディングプランナーです。
本日は「鮒鶴京都鴨川リゾート」の約150年の歴史と、日本の職人技が息づく建築に支えられた空間を本日はご紹介します!
Contents
明治から始まる物語|鮒鶴京都鴨川リゾートの歴史
鮒鶴のはじまりは、明治3年(1870年)。
創業者は鴨川の恵みとともに生きていた川魚業者、田中鶴三郎氏
彼の名前と親しみを込めた愛称「鮒屋の鶴さん」から、“鮒鶴”という名前が生まれました。
その後、大正14年には当時としては画期的だった五層四階建ての純和風木造建築の大料亭へと転身。
鴨川と東山を借景に、「京都のもてなし文化」を体現する場所として愛され続けてきました。
昭和期には、数寄屋大工による増築も加わり、京都随一の料亭旅館として全国から多くの人々が訪れるほどの隆盛に。
そして平成24年(2012年)、創業142年の節目に国の登録有形文化財に登録。
鮒鶴の歩みは、日本の“おもてなし”の歴史そのものでもあります。
京都・鴨川沿いに佇む文化財建築の魅力
鮒鶴を訪れた方がまず心を奪われるのが、建物そのものの美しさ。
鴨川沿いに凛とそびえる木造五層楼閣の建築は、まさに京都のランドマークのような存在です。
館内に一歩足を踏み入れると、格式と職人技が息づく和の空間が広がります。
3階のフロアは京都最大級の規模を誇る披露宴会場。
高さ4.8mの天井には、品格を象徴する折上格天井と東山を描いた欄間、宮大工の精緻な技が随所に。
アールデコ全盛期の優美なシャンデリアや調度品が、和と洋の美が調和する空間をつくり上げています。
印象的なのが、2階バンケット「ギャラリールーム」の天井画。
明治〜昭和初期に活躍した日本画家・古村大雲氏が描いた7匹の鯉の天井画は、鴨川の水面の光を映して、本当に泳いでいるように見えることも。
この芸術は、多くの賓客を魅了してきた鮒鶴の“宝物”です。
東山を望むチャペル|絶景ロケーションでの挙式
鮒鶴京都鴨川リゾートの挙式会場は、建物の最上階に位置する特別な空間。
ここでしか出会えない京都を象徴する絶景がのぞめます。
窓の外に広がるのは、東山三十六峰の稜線と鴨川のせせらぎ。
遠くには清水寺や八坂の塔といった歴史ある景色を望むことができ、
この地に150年続く「鮒鶴」だからこそ叶う、“京都まるごとを舞台にした”挙式がここにはあります。
チャペルは、三方を大きな窓に囲まれた開放感あふれる設計。
船底をイメージした天井のつくりはまるで「おふたりの門出」の象徴。
木のぬくもりを感じるナチュラルな空間に、やわらかな自然光が降り注ぎ、
和装はもちろん、ウェディングドレスも優しく映える温かな雰囲気に包まれています。
自然と歴史が祝福してくれるような、心に残るセレモニーが実現します。
歴史を継承し、未来へつなぐ鮒鶴のリニューアル
「文化財=ただ保存するもの」と思われがちですが、
ここでは「文化財を今に活かす」という想いのもと、2024年3月に15年ぶりの改修を実施。
外観は創建当時の趣をそのままに復元され、“あの頃の鮒鶴が帰ってきた”と語られるほど。
内装も、明るく広がりのある空間へと生まれ変わり、写真映えやゲストの快適性も大きく向上しました。
意味のある結婚式を、文化とともに
おふたりがこれから歩まれる人生のスタートにふさわしい場所。
それは「美しい」だけでなく、「意味のある」空間であるべきだと私たちは考えます。
鮒鶴京都鴨川リゾートは、
長く愛されてきた歴史、職人の技が息づく建築、そして進化し続けるおもてなしの心が詰まった、唯一無二の結婚式場。
時代を超えて受け継がれてきた想いとともに、
“ここで結婚式をしてよかった”と何十年先まで思い出せる、そんな一日をお手伝いします。
「京都らしい結婚式がしたい」
「本物の文化財建築で大切な一日を迎えたい」
そんな想いをお持ちのカップル様は、ぜひ一度鮒鶴京都鴨川リゾートへお越しください。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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