新郎様が以前、同じ系列の結婚式場でアルバイトをされていた経験は、会場選びのきっかけのひとつとなりました。
そのとき触れたのは、ゲスト一人ひとりに目を向ける細やかな配慮と、温かいおもてなしの心。
同じ系列の結婚式場だからこそ、そのクオリティや安心感を身近に感じられたことは、おふたりにとって大きな安心となりました。
最終的におふたりが会場として思い描いたのは、さらにゲストが安心して心地よく過ごせる環境。
迷わず訪れることができる 好アクセス、すべてのゲストに優しい バリアフリー設計、誰もが安心して“たのしい時間”を過ごせるあたたかい空間。
大切な人が心からくつろぎ、安心して時間を楽しめる。その想いが、この会場を選ぶ決め手となりました。

東京在住という距離があっても、おふたりはできるだけ対面でのお打ち合わせを希望してくださり、時間をかけて調整を重ねてくださいました。
オンラインでの対応も可能な環境の中、直接会って話す時間を大切にされていたその姿勢からは、おふたりのゲストに対しての丁寧でまっすぐな想いが感じられました。
また、お打ち合わせの中で、新郎様はご当日に新婦様のバースデーサプライズや花束をプレゼントする計画を。
一方、新婦様は、テラスでの撮影時に新郎様へ手紙を渡すサプライズを準備されていました。
準備期間からおふたりの思いやり溢れる人柄が少しずつ形となり、結婚式本番に向けたあたたかくて楽しい時間が少しずつ紡がれていきました。

お母様からジャケットセレモニーを受け、お父様からブートニアを受けた新郎様。新婦様はお母様のベールダウンを経て、そっとエスコートを受けながらバージンロードを歩まれました。
また、新郎様の甥っ子様がリングボーイとして大切なリングを運ぶ姿に、会場全体が自然と微笑みに包まれ、ご家族や大切なゲストに見守られながら進むバージンロードは、静かでありながらもあたたかく、おふたりの誓いがそっと刻まれる特別なお時間に。小さな手の温もりや眼差し一つひとつが、挙式全体に柔らかな輝きを与え、ゲストの心に深く残る、記憶に刻まれる瞬間となったのです。

披露宴では、ゲスト全員が参加できるビンゴ大会を行いました。その中で、おふたりの思い出やクイズが織り込まれ、新郎様がかつて活動していた漫才グループの名前を当てるクイズがあり、正解が出ると、「ではここで1ネタ披露してもらいましょう！」と新郎様が漫才を披露。会場中が笑いと素敵なあたたかさに包まれました。ゲストとおふたりが一体となって楽しむ時間は、“たのしい思い出”を紡ぐひとときとなり、おふたりの明るい人柄とゲストへの感謝が自然に伝わる特別な演出となりました。

ケーキの入場は、新郎様がアルバイトをしていた頃のご友人様が華を添えて運ぶことで、演出全体がより彩られました。当時の思い出を感じさせる姿で運ばれるケーキは、おふたりとゲストの絆を象徴する特別な瞬間。ゲストの笑顔やあたたかい視線に包まれながらの時間は、会場全体が柔らかな幸福感に包まれ、感動を添える大切なひとときとなりました。

各卓をまわるお時間では、ゲストとおふたりの記念写真を撮影。撮影されたお写真はボードに貼られ、送賓時にゲストにお披露目されました。小さな瞬間を形として残すことで、笑い声や会話の余韻までもがそのまま記憶に刻まれるかのよう。お写真の一つひとつが、おふたりとゲストのつながりを目に見えるかたちにし、会場全体に柔らかな温もりを広げます。こうして紡がれる時間は、これまで支えてくれた大切な人たちへの“たのしい時間での恩返し”として、特別なひとときとなりました。