遠方からお越しになるゲストにも喜んでいただけるよう、「京都らしさ」を感じられる会場を、と考えられていたおふたり。和のテイスト、そして会場全体が持つ京都らしいレトロな雰囲気をお気に召していただき、おふたりの特別な一日を彩る舞台に選んでくださいました。

お打合せを通して一貫していたのは、「ゲストと関わる時間を大切にしたい」という想い。披露宴でのビールサーブなど、新郎様新婦様がゲストの輪の中に入っていき、直接コミュニケーションをとれるような演出や進行を多く取り入れることを重視し、準備を進めてくださいました。

「自分たちらしい挙式がしたい」とおふたりが選ばれたのは、日本の伝統美が息づく神前式。大切なゲストの皆様に見守られながら、自然豊かな梨木神社にて夫婦の誓いを結ばれました。神前式後にはゲストの方々とお写真撮影も楽しまれ、1日2組限定の梨木神社だからこそプライベート感も楽しまれているご様子でした。

お料理でのおもてなしもこだわってくださっていたおふたり。メニュー表にあえて料理名を記載せず、使用されている「食材」のみを記すことで、「どんな料理が出てくるのだろう？」とゲストの想像力を掻き立て、ワクワク感をプレゼント。デザートには、新郎様の地元・福岡のイチゴと、新婦様の地元・岐阜のフルーツを使用するなど、おふたりのルーツを感じさせる食材を取り入れ、味覚だけでなく、心にも響くおもてなしを実現されました。

和の雰囲気に合わせて、日本の伝統的な演出である鏡開きを取り入れられたおふたり。使用する枡には「寿」のデザインを選ばれました。大切なゲストと一緒になってお酒を酌み交わし、語り合えるような、温かいふれあいの場が生まれるように、というおふたりの想いが形となったひとときでした。

お酒好きのおふたりらしく、またゲストとのコミュニケーションを大切にする演出として、お色直し入場ではビールサーブを実施されました。新郎様新婦様自らビールサーバーを担いでゲストテーブルをまわり、一人一人にビールを注ぎながら会話を楽しむ時間を作りました。ゲストとの距離が縮まり、会場全体が和やかな笑顔に包まれる、素敵な時間となりました。