おふたりがご希望されていた挙式スタイルは、古き良き日本の魅力と京都の魅力が詰まった神前式。世界文化遺産としても知られ、京都を代表する神社の一つでもある下鴨神社を誓いの舞台にお選びになりました。そしてゲストと語らう祝宴の舞台は、有形文化財にも登録されているFUNATSURUに。京都を代表するロケーションに囲まれながら、地場産の食材をふんだんに使用したお料理で、京都の魅力満載の一日をお過ごしいただけます。

遠方ゲストにもお喜びいただきたいと、おふたりがこだわったのは京都らしさ。お料理はもちろん演出にも和の要素を盛り込み、目でも舌でも愉しめる京都のおもてなしを採り入れられました。おふたりのご意向をひとつひとつお伺いし、スタッフとともに創りあげた結婚式のカタチ。新郎様新婦様のお人柄のように、穏やかで愛に満ちあふれた準備期間となりました。

桜の蕾がほころびはじめた３月の下旬。白無垢に綿帽子をお召しになり、伝統的なお姿でご登場された新婦様と、紋付袴を凛々しく着こなされた新郎様。神聖な雰囲気がただよう糺の森にておふたりだけのひとときを過ごされ、挙式に向けてお気持ちを高められているご様子でした。ゲストと足並みを揃え、心を一つにして歩む参進の儀では、おふたりの穏やかな表情が印象的なワンシーンに。大切な方々にあたたかかく見守っていただきながら、神様の御前で永遠の愛を誓われました。

披露宴会場のテーマカラーは、新婦様のお好きなオレンジ。春らしい鮮やかな色味のフラワーで会場を彩り、心が弾むようなコーディネートを実現されました。またおふたりのことをより深く知っていただくために、プロフィールブックをご用意。そこに掲載されているQRコードを読み取っていただくと、新郎様新婦様にまつわるエピソードクイズへとアクセスされ、皆様にはご自身のスマートフォンでご回答。クイズの答えはプロフィールムービー内で発表され、正解されたゲストにはプレゼントをご用意されるなど、おおいに盛り上がったワンシーンとなりました。

京都らしい和の演出として採り入れられたのは『鯛の塩釜開き』。おふたりで一つの木槌を手に、ゲストの「よいしょ」の掛け声で鯛を開かれました。ゲストへ振る舞われたお料理は、おふたりが試食会で一品一品こだわって選ばれたもの。デザートにはおふたりのオリジナリティ要素を加えて、ゲストへおもてなしされました。

お色直し入場は、鮮やかな色打掛をお召しになった新婦様。会場コーディネートにもよく映える晴れ姿で、ゲストの皆様を魅了しました。ゲストおひとりおひとりとの交流を愉しまれながら、一層強めた皆様との絆。披露宴の結びでは、親御様へ感謝の気持ちを伝えられ、今日という日を迎えられた喜びを改めて実感されているご様子でした。