遠方ゲストにもお喜びいただきたいと、おふたりがこだわられたのは京都らしさ。FUNATSURUでは京都を代表するロケーションが一望できることはもちろん、旬の京の食材を使用したお料理でゲストをおもてなしいただけることが魅力のひとつ。大切なゲストの皆様と過ごす特別な一日を、この地に思い描かれました。

限られた時間のなかでスムーズにお打合せが進むよう、力を合わせてご準備くださったおふたり。SNSなどで情報収集をされながら、ご自身のこだわりをお聞かせくださいました。お料理のおもてなしは、新郎様のご職業にちなんだとっておきのものをご用意。お互いのゲストに心から愉しんでいただけるよう、おふたりらしさをつめこまれながら丁寧にご選択されました。

特別な一日は、ふたりきりのファーストミートからスタート。扉に背を向け、新婦様のご登場を心待ちにされている新郎様。対面を果たされると、幸せそうな表情を浮かべ、微笑み合うおふたりのお姿が印象的でした。また、新婦様は新郎様への想いを綴った手紙を朗読。これからはじまる挙式に向けて、改めて想いを共有し合っているご様子でした。そしていよいよ誓いのトキ。チャペルの扉が開かれると、新郎様新婦様が揃ってご入場。おふたりがお好きな一曲をバックに、心に刻み付けるようにしてバージンロードを歩まれました。キリスト教式ならではの神聖な雰囲気がただようなか、誓われた永遠の愛。挙式後には、細部にまでこだわったフラワーシャワーで華やかにご退場。ゲストからのあたたかな祝福が、おふたりを包み込みました。

披露宴会場は、ホワイトをベースにイエローとグリーンを差し色として採り入れ、ナチュラルな印象に。フラワーを高低差のある花器に活けることで、より洗練された空間が広がりました。ウエルカムスペースには、おふたりをより深く知っていただくためのパーソナリティボードやこだわりアイテムを配置し、おふたりらしさを表現。ゲストの皆様は、おふたりがご用意された世界観浸りながら、これからはじまるパーティに向けて心躍らせているようでした。

ゲストの乾杯のご発声により、華やかに祝宴がスタート。まずゲストの視線を奪ったのは、ベリーで彩られたスタイリッシュなウエディングケーキ。おふたり寄り添い合ってケーキ入刀されたあとには、仲睦まじくファーストバイトをされました。続いてそれぞれのゲストにも、おふたりからの感謝の気持ちがこめられたサンクスバイトを。幸せの甘い一口を、嬉しそうな表情を浮かべながら頬張られていました。中座シーンでは、大切な方にエスコートいただきながらご退場されたおふたり。その際にあたたかなメッセージを受け取られ、喜びを噛み締められているご様子でした。

新郎様のご職業にちなんだおもてなしとして、シェフがレシピを基に本物の海軍カレーを再現し、ゲストへとご提供。おふたりならではのおもてなしを、心ゆくまでご堪能されていました。披露宴の結びでは、大切なご家族へ向けて感謝の気持ちを届けられたおふたり。ゲストに対する愛情を目一杯伝えられ、おふたりの“ＭＥＲＡＫＩ”が表現されたかけがえのない一日となりました。